数学で当たり前のように使われる整式と言う言葉。
問題でもよく見かけますが、この言葉の意味を正しく理解している人は意外と少ないのでは?
Wikipedia等のサイトで調べても、わかりやうい解説がなかったので、今回は整式の意味についてどこよりもわかりやく紹介してみました。
ぜひ、普段の学習にお役立てください!
整式の意味とは?一言で解説してみた
整式の意味をズバリ言うと…
単項式と多項式を合わせて整式と言います。
つまり、凄くざっくり言うと、単項式と多項式の総称が整式という解釈で構いません。
ちなみに、単項式・多項式の意味についてもまとめておきます
単項式の意味とは?一言で解説してみた
単項式
数や文字およびそれらを掛け合わせてできる式
数や文字およびそれらを掛け合わせてできる式
(例)
\(2\), \(y\), \(3y\), \(2x^2\), \(-5xy^2\)
多項式の意味とは?一言で解説してみた
多項式
いくつかの単項式の和として表される式
いくつかの単項式の和として表される式
(例)
\(2+4y\), \(y+ab^2\), \(2x^2+y-4ab+35\)
整式ではないものもあるので注意!
\(\frac{1}{x}\)は単項式の「数や文字およびそれらを掛け合わせてできる式」に該当しないので、単項式ではなく、もちろん整式でもありません。
また$$x^\frac{1}{2}=\sqrt{x}$$も同じ理由で正式ではありません。
このように全てが全て正式に当てはまるわけではないので注意しましょう!