こんにちは。けーたです!
今日は久しぶりに数学の勉強法について書きます。
突然ですがみなさんは公式の暗記ってどうやっていますか?
数学が得意な人は
「そんなの特に意識しなくても暗記してるよ」
っていう方がほとんどでしょう。
しかし、もし数学を得点源として考えている人は単純に公式の形だけ暗記していたら、もったいないですよ!
大きな機会損失です。
逆に数学が苦手な人は自分でも気づいていないかもしれませんが、
公式をしっかりと覚えてがいないために躓いている可能性があります。
今日は数学が得意な人も苦手な人もそれぞれのレベルにあった数学の公式暗記勉強法を紹介いたします!
数学が苦手な人はとにかく形を暗記
数学が苦手な人はとにかくまずは形を完璧に暗記してください!
もう英単語を暗記するのと一緒です。
数学が苦手な人の特徴として、「数学≠暗記だと思い込んでいる」という特徴があげられます。
しかし、数学も暗記すべきところは暗記しなければいけません。
暗記法はこちらをご参照ください。
【最強に効率のいい暗記法】読む:書く=8:2が暗記の黄金法則
形を完璧に覚えられたら次にその公式が使われている例題を何問か読み込みましょう!
公式がどのような場面で使われているか把握するためです。
ここまでやってようやく公式がしっかりと使えるようになります。
数学が苦手な人ほど公式を曖昧に覚えています。
公式を曖昧に覚えていると、解説でその公式を使われた時に
「えっ。この式変形はなに?何が起きたの?」
ってなります。
解説がわからないと、もう一気に数学の勉強をする気が失せますよね。
これが数学苦手な人の陥るスパイラルの代表例です。
数学において公式とは車の免許みたいなものです。
免許を持っていないのに車を運転したら事故を起こしますよね?
それと一緒のことをあなたはしているのです。
ますはしっかり公式を覚えて事故なく数学の勉強を進めていきましょう!
得意な人は証明まで
では次に数学が得意な人の公式の暗記法です。
数学が得意なあなたはただ数学を暗記しているだけではダメです。
必ず公式の証明まで確認しましょう!
理由は2つあります。
1つ目は数学の公式の証明はほかの数学の問題を解く上でも役に立つエッセンスが多く含まれているからです。
例えば加法定理の証明の中には
・三角関数の正しい定義を知ること
・命題の式を三角形の辺の長さに置き換えて考えること
大きく分けてもこの2つの力が求められます。
これはそれぞれ専門用語で言うと「定義に戻る」「再形式化」という数学の問題を解く上では欠かせない考え方なのです。
加法定理の証明は教科書に必ず乗っているの是非、一度確認してみてください!
2つ目の理由は公式の証明がそのまま入試にでることもあるからです。
実際に加法定理の証明は過去に東大の入試問題になっています。

引用:http://d.hatena.ne.jp/gould2007/20070806
これからの時代、数学はどんどん暗記だけでは対応しきれなくなってきます。
考える力を問う問題、数学の基本を本質的に理解しているかどうかを問う問題が増えてきます。
そうした場合に数学の公式の証明はとても良い教材になるのです。
1つ1つをガッツリ覚える必要はありませんが、勉強の合間に各公式の証明を確認することはとても大切です。
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