入試本番が近づくにつれ、勉強内容も実践的なことにシフトしていきますね。それに伴って自分も周りもなんだか浮き足立ってる感じがしませんか?
緊張はある程度必要ですが、緊張しすぎると本番で力を出すことができず、今までの努力が水の泡となってしまいますよ。
今回は入試本番で緊張しない方法を9個ご紹介します!
後悔しないために勉強麺以外でも綿密な準備を整えて周りに差をつけましょう!
入試前日に緊張で眠れないときの対策

入試前日はどの受験生も早めに布団に入るでしょうが、かなり緊張していて、なかなか寝付けないかもしれません。
いつも深夜まで勉強していた人が急に早く寝ようとしても、習慣的にすぐには眠くならないですよね。
わたしも深夜まで勉強していた派なので、いきなり受験前日に早寝をしようとしても眠りにつけませんでした。
体をリラックスさせたり、疲れさせればすぐに眠くなります。
- 軽く腹筋を30回行う
- ストレッチをする
- 睡眠用BGMを聴く
- ホットミルクを飲む
この4つはオススメです。普段運動しなかったので腹筋30回はかなり効果がありましたね(笑)ただ、次の日ちょっとしたお腹の筋肉痛になってしまうので注意が必要です。
睡眠用BGMもオススメです。
なんで眠くなるのかわからないのですが、いつの間にか眠ってしまいます。朝起きる時もスーッと起きれるので眠れない時は羊の数を数える代わりに、音楽を聴いてみてください。
例えばこんな睡眠用BGMもあります。
注意点なのですが、緊張するからといってテキストを読んだり、スマホをいじったりするのはいけません。逆に目が冴えてしまいもっと眠れなくなります。
緊張で腹痛に襲われた時の対策

わたしのことなのですが、かなりお腹が弱く、少しでも緊張を感じると腹痛に襲われます。今でも大学の授業のプレゼンの前などは辛くてしょうがないです。
受験生の時は試験前日はもう、トイレにこもりっきりで、何回も通いました(笑)
緊張で腹痛に襲われた時にオススメなのは、とにかく自分で自分に声をかけて落ち着かせることです。
これは他人から声をかけてもらうだけでは意味がありません。「うるさい!お前になにがわかるんだ!」となるだけです。
一人になれる空間で、ひらがなの「の」を描くようにお腹をさすります。
さらに声に出して自分を励まします。
これを落ち着くまで繰り返しましょう!
他に時間がない時は、ストッパなど下痢止め薬や腹痛を和らげてくれる薬を無理のない範囲で服用しましょう。
試験本番にも腹痛に襲われるのが怖かったわたしは、水なしで飲める薬を持ち歩いていました。
当日、試験会場を抜け出して買いに行くことは厳しいので、普段からお腹が強い方でも念のため、あらかじめ買っておくと安心でしょう。
事前に受験会場を下見して緊張を和らげる

試験本番はただでさえ緊張しているのに、新しい場所となるともう焦りまくってしまいます。
環境が変わることは思った以上に大きな影響を受けます。ひとつでも焦る原因を取り除きたいものですね。
そこでまずは、自分が受験する会場を下見してみましょう。
受験会場を下見する際は、出来れば試験当日に家を出る時間と同じ時間に家を出て、同じ電車に乗り、同じルートで行きましょう。
例えば、平日月曜が試験日なら平日の月曜日に下見に行ってみたり、月曜の祝日なら他に曜日の祝日に下見をしたり。
そうすることで、試験本番に近い形でシュミレーションができ想像がつきやすいです。平日と祝日では電車のダイヤが違うだけでなく、人の数も違います。
通勤ラッシュに巻き込まれるのか、ほとんど人がいないのか、こういったところからも思いがけない影響を受けたりしますので、お忘れなく。
また、試験会場に着いたらトイレの場所を確認しておきましょう!
実際に会場の教室にに立ち入ることができなくても、受付や守衛さんなどに声をかければ地図をもらえたり、どこが穴場のトイレかなどを教えてもらえたりしますよ。
遠慮して外から見るだけではもったいないので、ぜひ中まで入ってみてください。
過去問をたくさん解いて自信をつける

緊張というのは自信の無さからきます。過去問をたくさん解いて自信を積み上げて行くことはとても重要です。
受験生である以上、過去問を解いたことが無い人はいないでしょう。
みなさんは試験本番までに何回くらい解く予定ですか?第一志望校や併願校、その中でも滑り止めやその下、などで過去問に割り当てる時間は変わってくるでしょう。
第一志望校は一番多く解きたいですね、わたしは過去10~15年分くらいは解きました。
あまり遡りすぎると形式も出題範囲も違ってしまいます。過去のものは、例えば、現代文は評論だけとか、日本史は全部とか、自分で現在の形式と照らし合わせて対応していきましょう。
また、そんなに過去問ない!という方は、同じ大学の他学科や他学部、または形式等が似ていると言われてる大学の過去問、実践プレテストを解いてみてください。
解く際は昔のものは似ている問題を探して必要なところだけを、どのような感じで出題されるのかを確かめるために、最近のものは本番と同じ環境を用意して解きましょう。
本番での時間配分も練習しましょう。どの部分が解きやすいか、どこに時間がかかるかなどを見極めて前もって組み立ててみてください。
本番でも同じ形式なら練習通りに時間配分をして解くことができます。
また、違った形式だとしてもパッと見てこれまで用意してきた時間配分を目安に冷静に組み直すことができるでしょう。
これは、第一志望だけでなく、併願校や滑り止めでも必ず試してくださいね。
試験本番当日のスケジュールをつくろう

試験当日は何時に起きますか?何時の電車に乗って何時頃に会場に着きますか?
試験の時間割がわかったらさっそく考えてみましょう。ここでは、スケジュール作成の注意点をお伝えします。
- 試験当日の天候が悪い時のために早めに家をでる
- どの電車に乗るのか(行き先や番線)も頭に入れておく
- 試験当日の持ち物リストは紙に書き出しておく
- 朝ごはんはいつも食べてるものを変わらず食べる
- 試験が残ってる場合は寄り道せずに帰る
最低限、上記のことは忘れないでください!あとは、昼食はあらかじめ買っておくことをオススメします。
試験当日って思ったほど動ける時間はありませんよ。気持ちを落ち着けて、自分の参考書を眺めるなり最後の悪あがきをしてくださいね。
入試前日は食べ過ぎない

入試本番での体調をベストなものにするためには、あらかじめ準備しておく必要があります。
とりわけ、入試前日に緊張を和らげるためにお菓子を大量に食べたり、夜ご飯を食べ過ぎたりしないように気をつけましょう。
腹八分で押さえてくださいね!食べすぎると眠れなくなるし、次の日にお腹を壊す可能性もあります。
また、なるべく消化の良いものを食べましょう。ゲン担ぎにカツを食べることもあるかもしれませんが、できれば、前日は避けてください。
食べるなら一週間前とか、少し体調を崩しても支障が出ない時を狙ってくださいね。体調管理も実力のうちです。自分の体調を試験本番でベストな状態にもっていくことも受験勉強のひとつですよ!
自分だけのお守りをつくろう

わたしは一浪して大学に入学したのですが、私立文系で一浪ともなると後がなく追われていました。周りはすでに大学に入学した友だちばかりでなかなか話す機会も減っていました。
そんな時、高校時代の一人の友だちが、わたしの家に手紙を送ってくれたのです。LINEでもメールでも電話でもなく、手書きの文章を送ってくれそれに励まされラストスパートを走り抜くことができました。
みなさんも何か、これはわたしのお守りになるってものがあったりしませんか?
手紙でなくとも、ずっと使ってきた参考書だったり、一番高い点数が取れたテストだったり、家族がくれた合格祈願のお守りだったり。
試験当日、試験会場に持っていきましょう。落ち着かない時や不安な時は一旦勉強から離れて自分のお守りを見てみてくださいね。
温度調節のしやすい服装を着る

試験当日の天候はどうでしょうか?大学センター入試だったら、1月に行われるので雪が降ってる地域もあることでしょう。
朝早く家を出て帰りは夜だとしたら、外を歩く時はかなり寒いですよね。
試験会場はどうでしょうか。暖房をたき、受験生の熱気もあるのでかなり暑いです。外と同じ格好では暑すぎます。
温度調整ができる服装で、脱ぎ着が簡単なものを着て行ってください。
例えば、半袖や薄い長袖を中に着て、その上からシャツを着て、さらにカーディガンやトレーナーを着用しましょう。
あとはホッカイロを持っていく、靴下も予備を用意しておく、など少し荷物は増えるかもしれませんが、面倒くさがらず当日に対応できるようにしておくことをオススメします。
無駄に友だちと話さない

やはり友だちが近くにいるとどうしても話してしまいますよね。いつもなら楽しく話せても、試験本番は精神状態がかなりナイーブになっています。
ちょっとした発言がその後の試験に良くない影響を及ぼすことも大いにあり得るので、なるべく話さないようにしましょう。
特に試験が終わった後に終わった試験の答えあわせなどはしないでください。自信があってもなくても、その話は次に試験に何の意味もありませんから。
答えあわせはするなと、よく言われるかもしれませんが、実際に試験会場に行ってみると、答えあわせをしてる受験生が多い印象を受けるでしょう。
他にもどこどこ大学の試験が簡単だとか、大きな声で話している受験生もいます。
何を自慢したいのかわかりませんが、これを読んでいるあなたは自分のことだけに集中して次の試験に備えて参考書を読んだり、脳を休めたりしてくださいね。
以上、入試本番で緊張しない方法を9個お伝えしました。
勉強はもちろんのこと、体調管理などもしっかりと念頭に置いて残りの時間を過ごしましょう!