
私は卒業後は薬剤師としてではなく、薬剤師とは関係のない企業に就職しました。
これは割と薬学部出身としてはレアケースになると思います。
今後は薬剤師としても働いていく予定です。
薬学部を選んだ理由は若干厨二的にはなりますが、薬を扱ってる薬剤師さんがかっこよかったことと、
高校時代に化学・生物が得意だったからです。
理系で学年トップ!私の受験エピソード
私が通っていた高校は、頭のいい人は、関関同立に進学する、というような感じの一般的な公立高校です。
(関関同立は、関東でいうMARCHにあたると思います。)
ちょっぴり自慢させてください。
私、3年生の時は理系の学年1位でした。
バリバリの理系クラスで化学I、II、生物I、II、数学IA 、IIB 、IIICを勉強していました。
私が進学先に考えたのは、薬学部一本。
特に化学、生物が好きだったこと、薬剤師という職業にあこがれを持っていたことから選びました。
ですが、予備校に通って勉強していたわけではありません。
何度か予備校に体験に行ってみたのですが、学校で授業を受け、放課後さらに予備校に通って勉強するスタイルは自分にとって効率的ではないと考えたからです。
私は自力で勉強して大学受験に挑むことにしました。
私は薬学部を目指していたのですが、薬学部は4年制と6年制の2つ存在します。
私は6年制薬学部に通っていたので、4年制には詳しくありませんが、薬剤師免許をとるために進学するならば、6年制の薬学部を卒業する必要があります。
おそらく薬学部を目指している人の大半が薬剤師をめざしているのではないでしょうか?
その際に選択肢としてあげられるのが私立か、国公立かだと思います。
私立のメリットは、国家試験対策が国公立よりしっかりしているところです。どうしても薬剤師国家試験合格率を気にするので、
その分研究にさく時間は減るかもしれません。
しかしデメリットはなんとしても学費。年間約200万×6年間。
薬学部は常に留年との戦いなので、もっとかかる可能性もおおいにあります。
私は薬剤師になることが目標だったので、私立の薬学部に進学することにしました。(校舎も新設したばかりでとても綺麗だったので・・・)
私のおすすめ参考書と勉強法について
おすすめの参考書
予備校に通っていなかった私が使っていた教材は、本屋で自分がいい!と思った参考書とZ会の教材でした。
参考書についてはかなりいろいろ物色して吟味したので、人にとって向き不向きはあれど、自信をもって紹介します!
コンセプトはとにかくわかりやすく。
現役の受験生なんて特に時間が無いもの。
読み込まないとわからないような本より、一目みてわかる本のほうがいいに決まってます。
ここでは私のおすすめ参考書を紹介します。
○○の点数が面白いほどとれる本シリーズ
センターの対策をはじめたのは確か秋ごろからだったのですが、上記の本を使って勉強しました。
○○の点数が面白いほどとれる本でセンターの解き方を学んで、赤本で過去問を解きながら実践する方法で勉強しました。
センターの倫理は完全に独学だったのでドラゴン桜で見た、メモリーツリーで覚えました。
単語対策:古文単語ゴロゴ、キクタン
私は国語はセンターでしか使いませんでした。その分、国語に時間を割いている場合ではなかったので、ゴロで古文単語を読んでいる付属の音声を常に聞き流していました。
英単語は、センター、本番でも両方使用したので、ウエイトを少し重めに。
リスニング力をアップさせるため、音声を流して、シャドーウィングしました。
また、覚えるときは、体を動かしながらがいいという話を聞いたので、ダンベル体操しながらやりました。(実話です)
英語:Z会
これは得意科目だったので特に苦労した記憶はありません。しいていえば、単語を覚えることが大変でした。
Z会だと、英文を添削してもらえるので、それが大いに役立ちました。
化学・生物:チャート式、化学/生物重要問題集、Z会
化学と生物はチャート式で必要な知識を頭に入れて、問題を解きながらアウトプットするに限ります。
化学の計算問題は、もう実践あるのみだと思います。
私は化学の問題でつまったとき、照井式解法カード (大学受験Vブックス)に何度も助けられました。
これさえあれば無敵です☆
数学:チャート式、Z会、高校これでわかる数学シリーズ(文英堂)
数学は死ぬほど苦手でした。
なので、無理はせず、とにかく基本の基本からやりこもうと思い、高校これでわかる数学シリーズを愛読していました。
オールカラーでわかりやすく基礎から学べる本です。
このシリーズは、数学が得意な人には必要ないと思います。本当に基本的なことしか記載されていませんので。
ですが、私のように数学に苦手意識を持っている人にはぜひ手に取ってほしい1冊です。
ふきだし2>自分にあった参考書・問題集を見つけたら、それらを使い込んでください。
何ページのどの問題が苦手だって把握できるくらいになってくださいね。
おすすめ勉強法

1週間単位で今週はここまで勉強する、というのを決めたら、1日の細かい勉強の立て方は、前日の夜とかでいいと思います。
最初から細かく予定を立てても、そんなにうまくいかないものなので。
モチベーションアップと集中力アップの為に、ストップウォッチを購入し、本当に集中して勉強できている時間だけストップウォッチをつけて、時間を測っていました。
だらだら勉強を防げるのでおすすめです。
夏休みは10時間くらいは勉強していたかなぁ。
今昔の自分にアドバイスができるなら、「インプット<<<アウトプットってなってしまていたので、もう少しインプットに時間をかけてもよかったと思うよ」っていうアドバイスをしますかね。
私の出身大学の紹介

大学受験の勉強方法をつらつら書いてきましたが、薬学部は合格して終わり、ではありません・・・。
私は休日は1日10時間の勉強をこなしてきた高校3年生の1年間よりも、大学に入ってからの6年間の勉強のほうが何倍もしんどかったです。
難易度が難しいうえに、高校の時の様にわかりやすい参考書が本屋に乱立しているわけではありません。
わかりにくい専門書を、何度も読んで理解できる理解力と根気が必要です。
はじめに言っておきますが、机に向かっての勉強が嫌いなら薬学部はおすすめできません、マジで。
マルチに色々こなす人が多い
私の通っていた大学では、勉強命の人はあまりいませんでした。
勉強もそこそこできるし、でもサークルもバイトも器用にこなして、つかの間の平和な学生生活を送っていました。
1年次の間は特に、薬学部っぽい専門的なことは学ばず、一般教養だけでしたので、一番時間に余裕があったかもしれません。
薬学のうんちくを必死に語る人もいます
たぶんこれはどこの薬学部でも見られる現象でしょうが、人間というのは知識がつくと、人に話さずにはいられなくなります。
2年次、3年次と学年が上がるにつれて、専門知識が増え、薬がどのように作用するかをいわゆる生協の人に熱心に語っている人を見たことがあります。そういう人もいます。生暖かい目で見ればいいです。
研究室が始まると長期休みは夢の彼方へと消えます
3、4年次ごろから研究室に配属され、教授の下で実験を行う日々が始まります。
こうなると、学生生活の癒しである長い夏休み等はなくなり、お盆以外はすべてを実験に捧げる日々が始まります。
私はそこまで実験が好きではなかったので、適当に試薬混ぜて、だるいな~とか思ってるダメな学生でしたが、実験が好きな人は本当に好きです。1日中やっていても苦ではないみたいですね。
こういう人が現れてくるのは、理系ならではかもしれません。
Mokaはブログもやっています!
新卒1年目のmokaが好き勝手書いているブログがこちらです。
2016年11月開始!!→Mokapple Blog
薬学部を卒業して思ったことや、今はまっている英会話のレッスンについて等きままに書いてます。
たいていの記事に自作のイラストがついてきます。

Twitterはこちら!→@mokapple
関西出身です。