こんにちは。学生ライターのだんです!
今回は物理重要問題集の使い方と難易度を超わかりやすく解説していきます。
物理重要問題集の特徴
[狙える大学] 日東駒専~早慶あたり
[勉強期間] 3カ月くらい
物理の参考書で標準レベルとなるのが物理重要問題集でしょう。
問題は基本良問で、1単元のうち1つは難問があります。
問題数が多く、解説がとても丁寧なのが特徴。
単元分けで問題が載っていて、その問題もレベル分けがされているので勉強がしやすい。難問集ではないので超難関を目指す方には序の口レベルでしょう
物理の問題集は数多く出版されていますが、その中でも物理重要問題集は汎用的なテキストで使いやすい。
ほかのテキストも使ったことがあるけれど、やっぱり物理重要問題集は他のよりもいろんな大学の過去問が豊富に付いているし、なによりも偏差値の幅が大きいので勉強しやすいところがあるからです。
色々な志望校レベルにあわせて物理の学習を進めることができます。
物理重要問題集の使い方
では本格的に物理問題集の使い方についてお話しします!
大前提として物理の単元には力学、電気、熱、波、新課程から導入された原子があります。
もちろん物理重要問題集にはすべての単元があるので量が多いですが、どれも手を抜いてはいけません。
実際に物理重要問題集を使うにあたって使い方は2種類あります。それは
- 総復習で一気に勉強する方法
- 単元を習うたびに復習、さらには応用として取り組む方法
この2つでしょう。どちらも勉強量は変わらないですが、時間の余裕がある人、ない人でどちらのやり方がベストかが変わると思います。
それぞれの方法について説明します。
物理を総復習で一気に勉強する
時間がない人にはこれが有効的でしょう。しっかりと理解するというよりかは回数こなして一気に勉強するパターンになります。
この場合は単元分けされている問題の1問目は手を付けなくていいです。
2問目からも微妙なので3問目からやるべきだと思いますが、自分の実力を見て2問目やるかどうか判断してほしいです。単元の最終問題では他の単元との複合問題になることが多いから総復習の総まとめにちょうどいいのでぜひやりましょう!
物理の単元別に習うたびに勉強する
単元を習うたびに勉強するからにはじっくり理解しながら勉強をしてほしい。
特に「力学」に関しては他の単元で使う知識がたくさんあります。力学だけでもしっかりやると比較的簡単な(1)のような問題でも解けるし、公式を覚えているだけでも点数を獲得できる問題はあるから確実に点数をとりましょう。
習ったことの復習を毎回やること、さらに習ってないことも少しだけでも見ることで予習になる分さらに知識が入りやすい頭になります。
そして忘れがちなことは定期的な復習をすること。
定期的な復習はより知識を固めるので時間に余裕がある人は復習量が少ないうちから少しでも復習しましょう。
物理重要問題集を使った勉強法
つぎは勉強法について説明します。
ところで、みなさんは物理の勉強をどんな感じにしていますか?
問題を解いて、解答を見て暗記するって形ではないですよね?
暗記だけではしっかりと物理の知識が身についていないのではないのでしょう。
これからお伝えするのは物理の知識をしっかり身につけて解いたことのない問題も幅広く解けるようにする勉強法を物理重要問題集を使って説明します。
勉強の順序のパターンはこちらです。
- まず問題を解いてみる。
- 解答・解法を見る。
- ノート、教科書を見返して、どんな物理原理だったかを確認する。
- 物理現象は図を書いて意識して勉強をする。
「まず問題を解いてみる。」、「解答・解法を見る。」は普通の勉強法だと思います。
しかし、後の2つは少し馴染みがないと思うので、詳しく説明していきます。
物理現象を見直そう!
解答を見て「そうゆうことか!」と思ったときが脳に刺激が行きます。
そこで教科書を閉じたらもったいない。
そうゆうことか。という気づきが起きたら次はその知識を脳に定着させましょう。
解法を見ただけだと公式なので意外と忘れやすいから教科書やノートを開いて、その物理現象を再確認しましょう。
その現象がなぜ起きるのか、どんな感じの現象なのか、現象が起きる条件と現象の式の成り立ちまでちゃんと目を通すこと。それが一番重要です。
図を書いて解きなおそう!
物理現象の再確認と同時に図を書くことをおすすめします。
つまり図を書いて解きなおすことやってほしいです。
図を起こすことで自分で考える力をみにつけることが出来るし、図で現象を頭の中に整理しながら理解することができるのが利点。
そうやってもう一回教科書を開いて物理現象を理解すると、さらに知識が固まります。
ここまでできたら問題を解きなおしてみましょう!
もう一度問題を解くときに確認することは図を書いて問題の現象を理解する。
何がどうなったのか現象ごとに図を描き要点を抑えながら問題を頭の中で再構築することが次の勉強にも役立ちます。
その他の物理の参考書と比較
その他の物理の参考書についてもここで紹介していきます!
物理のエッセンスシリーズ
[狙える大学] 神奈川大学~日東駒専レベル
[勉強期間] 1カ月~2カ月
物理のエッセンスは本当の基礎から物理を理解するために書かれています。問題は少なめ。問題よりも物理現象を理解するために詳しく書かれてます。学校や塾などで物理をちゃんと学んでいるなら必要ないと思います。また物理を専攻していない、でもセンター試験受ける方にはおすすめ。ほかに日本大学は物理現象を解答する問題があるので、持っていて損はないでしょう!
良問の風
[狙える大学] MARCHレベル
[勉強期間] 2カ月~3カ月
物理の勉強を始めたばかりのころは良問の風は使わないほうが良いかもしれないけど、習った単元ごとに勉強を進めるならおすすめ。丁寧な解説と良問が多いのが特徴。とくにひねくれた問題はないので、難しくないスタンダードなレベルが出来る方におすすめでしょう。ただ、物理の知識が全くない人にはおすすめできないです。ぼくがそうでしたから。(笑)
名門の森
[狙える大学] 超難関と呼ばれる理系大学
[勉強期間] 2カ月~3カ月
名門の森の問題は難問と言われるほど難しい問題ぞろいです。基礎がしっかりと身についているのを前提で取り組みましょう。解説もしっかりとしていて、少々理解に苦しんだ時には学校の教科書、物理のエッセンスを見返して取り組んだほうがいいと思います。なかなか理解に苦しむ問題が多いので挫折しないように頑張ってください。
物理の参考書については下の記事でも紹介しています!
物理の勉強にはスタディサプリが超おすすめ!

物理は暗記だけでは絶対に点数があがりません。
正しい理解をともなった勉強をしなければ、いくら時間をかけて勉強をしても全く点数があがりません。
しかし、この「正しく理解をする」といのが物理の勉強において、とても難しいのです。
- 参考書を読んでも理解できない
- 少し問題の傾向が変わると対応できない
- 問題のレベルが少しでも上がると手も足も出ない
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